動画配信サービスには、主に2通りの形式があります。基本的に無料で動画配信が視聴できるタイプと、有料会員登録をしなければコンテンツが視聴できないタイプの2つです。
前者は不特定多数のユーザーに動画配信を行い、無料でコンテンツが視聴できる代わりに定期的に広告が表示され、その広告収入によって利益を上げる形式です。後者の有料会員限定の動画配信サービスは、ユーザーの月額利用料によって収益を上げる形式です。
無料の動画配信サービスは、プロアマ問わず気軽にアカウントを登録できることが多く、自作のコンテンツをカジュアルに配信できるのが特徴となります。ライブ配信機能を実装する人気動画配信サービスもあり、こちらもプロアマ問わず気軽にネットを通して、世界同時に生配信することが可能です。
有料版の動画配信サービスは、どちらかというとアマチュアユーザー向けではなく、テレビ局やアニメ会社などの企業向けのものになります。有料会員になってもらうためには、オリジナリティの高いコンテンツが必要です。多種多彩な作品の権利を所有する大企業だからこそ、安定した収益が得られます。
また、会員登録自体は無料で、登録すると一部の作品が見放題になる形式を採用する企業もあります。基本無料で作品が見れる代わりに、一部の人気コンテンツを視聴するには1本あたり数百円の料金が必要です。
もしくは月額料金制のプレミアム会員登録が必要になるなど、無料と有料の特徴を上手く織り交ぜたシステムを構築する企業も増えてきました。